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キーパーソンの必要性

高齢者にとってのキーパーソンとは

「終活」といった言葉がごく身近に使われるようになりました。人生のエンディングを見据え、人それぞれの様々な準備をされるようになってまいりました。財産などについて遺言の準備をされたり、お墓や葬儀のスタイルを決められる方もいらっしゃいます。事前に準備できることはご自身で計画することができますが、その計画を実行すべき誰か、もしくは不測のことがあった場合も誰かに委ねなければなりません。その役割つまりキーパーソンを誰に託すのかも必ず考えておくべきと考えます。人は産まれてから相当な期間を親に保護してもらい大人になりますね、つまり親がキーパーソンです。大多数の方は選択の余地はありません。乳幼児とは異なりますが、高齢者にとってもキーパーソンは必要です。その担い手は多様になってきていますので、長男がすべてやってくれるという方もいれば、今のところ兄弟や配偶者がいるから考えたこともないという方もいます。頼れる身寄りがない方は、弁護士に任せるとか友人に託すという方もいるでしょう。いずれにしても誰かが必ず実行してくれるように準備しておくと、せっかくのエンディング計画が台無しになったり、病気で入院したり介護が必要になった時などに思いもよらぬ事態を防ぐこともできることでしょう。介護施設や病院などでは、少し前までは保証人は親族がなるのが当たり前でした。昨今は、「65歳以下 かつ 2時間以内に駆け付け対応可能な方」といった条件を提示されることも見受けられるようになってきました。つまり血縁者でなくても、いざという時に確実に対応可能な方がキーパーソンとして求められているという事でしょう。

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